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天野国際原子力機関(IAEA)事務局長のご逝去

2009年12月1日より国際原子力機関(IAEA)の事務局長を務めておられた天野之弥氏のご逝去の報に接し、深い哀悼の意を表します。

M. Amano with Pierre-Marie Abadie, CEO of Andra

2009年12月1日より国際原子力機関(IAEA)の事務局長を務めておられた天野之弥氏のご逝去の報に接し、深い哀悼の意を表します。

2009年12月1日より国際原子力機関(IAEA)の事務局長を務めておられた天野之弥氏のご逝去の報に接し、深い哀悼の意を表します。

ご生前は、長年にわたり、原子力に関する決定に多くの人々が参加できるようご尽力なされました。

 にわたり、加盟国と共にIAEAにてその手腕を発揮され、将来世代の負担の低減を目標とした放射性廃棄物の最終処分に関してもイニシアチブを発揮されました。

 天野氏は、放射性廃棄物管理機関(ANDRA)の資料にも、ご興味とご感心を示されておりました。2015年9月のウィーンにおけるIAEA第59回総会開催時には、ANDRAの最高経営責任者ピエール・マリー・アバディを個人的に招待され、「使用済燃料に由来する高レベル放射性廃棄物の地層処分技術の開発」をテーマに、Cigéoプロジェクトを紹介する機会を与えてくださいました。天野氏は、地層処分プロジェクトに関して、科学的、技術的基盤の強固さについて、強調されておられました。

その後、2度にわたり、天野氏はANDRAを訪問されました。

2016年10月には、シャトネ=マラブリーのANDRA本部において、ピエール・マリー・アバディと長時間にわたり意見を交わされました。

また、2017年10月には、ANDRAのムーズ・オート=マルヌ地下研究所(ビュール地下研究所)を訪問されました。

ご遺族の方々をはじめ、国際原子力機関内のご関係者、ご協力者の皆様のご心痛はいかばかりかと拝察いたします。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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